11月に観た映画
マドンナの新譜が良いぞぉ~。菊地成孔さんの本が面白いぞぉ~。「CDは株券ではない」は、今年のベスト候補。ちゅうわけで、ここ1か月の読書は、菊地成孔→町田康→菊地成孔→村上春樹→菊地成孔→森達也→菊地成孔…って、感じで、ぐるぐる回っています。
にしても嗚呼、何だか師走。忙しいよぉ~。ちゅうわけで、11月に映画館で観た映画をどうぞ。相も変わらず、古い日本映画ばっかしです。ちゃんとした感想を書くヒマ、ちゅうか余裕がないので、タイトルだけ。にしても、やっぱ、溝口健二はスゴイねぇ。「残菊物語」に圧倒されましただ。
■ランド・オブ・プレンティ
監督:ヴィム・ヴェンダース
11月3日/シネカノン有楽町/★★★★☆
…ハハハ。分かりやすい設定のハナシじゃのぉ。こうやって観ると、アメリカも憎めないのだけどなぁ…。
■TAKESHIS'
監督:北野武
11月5日/シネパレス渋谷/★★★★☆
…ハハハ。ぐるぐる回っている感じが、観ていて気持ちいいじゃない! ボロ・アパートのシーンで常に聞こえていた、アパート下の工場の音が印象的。
■宮本武蔵
監督:稲垣浩
11月6日/ヴァージンシネマズ六本木ヒルズ/★★★★☆
久しぶりの六本木通い。成瀬の時に比べて客は少ないけど、新作よりも、こういう映画に惹かれてしまうのである。武蔵の暴れん坊っぷりが爽快!
■続 宮本武蔵 一乗寺の決闘
監督:稲垣浩
11月13日/ヴァージンシネマズ六本木ヒルズ/★★★☆☆
続けて観ると、愛着が湧いてくるなぁ。登場人物に。でも、又八役は、前作同様に三国連太郎であってほしかった…。
■宮本武蔵 完結編 巌流島の決闘
監督:稲垣浩
11月20日/バージンシネマズ六本木ヒルズ/★★★★☆
三船敏郎が演ずる武蔵も良いのだが、鶴田浩二が演ずる佐々木小次郎もクールで良い。
■ALWAYS 三丁目の夕日
監督:山崎貴
11月26日/渋東シネタワー/★★★★☆
時代設定が少し前に観ていた成瀬映画の舞台と被るので観たのだけど、この映画、思っていたよりも、ずっとずっと良かったぞぃ。
■二十四の瞳(松竹110年祭)
監督:木下恵介
11月27日/シネスイッチ銀座/★★★★★+
大島渚はこの映画を批判していたよなぁ…。でも、ワシャ好きだ。この映画は、何度でも繰り返して観るぞ。オオイシ、コイシ。
■残菊物語(松竹110年祭)
監督:溝口健二
11月29日/シネスイッチ銀座/★★★★★+
スンバラシイよ~。いわゆる芸道物。成瀬の「鶴八鶴次郎」もそうだったけど、こういう映画をもっともっとたくさん観たいなぁ。
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