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2005.11.09

10月に見た映画

相変わらず、成瀬三昧の1か月。というか、成瀬を見ると、なかなか他の映画を見たくならないのである(他の映画よりも、成瀬の方が絶対に面白いからなんだけどね)。

■夫婦
 監督:成瀬巳喜男
 10月8日/東京国立近代美術館フィルムセンター/★★★★☆
「めし」「妻」と併せた三部作のひとつ。主演は杉葉子。で、いつ見ても上原謙のダメ男っぷりが良いと思うのだ。

■おかあさん
 監督:成瀬巳喜男
 10月9日/東京国立近代美術館フィルムセンター/★★★★★
嗚呼、いい映画だぁ。田中絹代が演じるおかあさんの苦労っぷり。映画の途中で「終」の文字が唐突に出てくるところも面白い。

■銀座化粧
 監督:成瀬巳喜男
 10月11日/東京国立近代美術館フィルムセンター/★★★★☆
「秋立ちぬ」と同じく、職場(京橋)のすぐ近くが舞台、…というだけで、うれしくなってしまいました。

■アワー・ミュージック
 監督:ジャン・リュック・ゴダール
 10月16日/日比谷シャンテシネ/★★★★☆
10月に見た映画で成瀬作品以外はコレだけ。ゴダールも成瀬の影響を受けている(?)というし…。第1部と第3部の対比が素晴らしい。

■秋立ちぬ
 監督:成瀬巳喜男
 10月16日/東京国立近代美術館フィルムセンター/★★★★★
フィルムセンターで見るのは2度目。当時の京橋(私の職場)界隈を知らない私でも、なんだか懐かしい気分になってしまう不思議。

■あらくれ
 監督:成瀬巳喜男
 10月20日/東京国立近代美術館フィルムセンター/★★★★★
ははは。高峰秀子のあらくれっぷりが見ていて気持ちいい。対象的な森雅之の病弱っぷりも素敵。雨が降りしきるラストも実に爽快!

■鰯雲
 監督:成瀬巳喜男
 10月21日/東京国立近代美術館フィルムセンター/★★★★☆
「杏っ子」もそうだったけど、成瀬映画、実はちょっとした田舎を舞台にした作品もなかなか良いのである。この作品もしかり。

■妻として 女として
 監督:成瀬巳喜男
 10月22日/東京国立近代美術館フィルムセンター/★★★☆☆
妻(淡島千景)、夫(森雅之)、妾(高峰秀子)の3人がそれぞれの言い分を言い合うラストシーンは緊張感と笑いが混在してなかなか印象的。でも、回想シーンにはちとムリが…。

■ひき逃げ
 監督:成瀬巳喜男
 10月22日/東京国立近代美術館フィルムセンター/★★★☆☆
当時は信号というものがなかった(or 少なかった)んだなぁと、成瀬映画を見てつくづく思う。「秋立ちぬ」もそうだったし…。

■女の座
 監督:成瀬巳喜男
 10月23日/東京国立近代美術館フィルムセンター/★★★★★
東宝オールスター総出演。小津安二郎の「東京物語」と似た設定のハナシ。杉村春子と笠智衆の老夫婦は実に味があって良い。

■流れる
 監督:成瀬巳喜男
 10月30日/東京国立近代美術館フィルムセンター/★★★★★
成瀬フェアのシメはやっぱりコレ。なんだかんだいって、イチバン好きな成瀬映画はコレかも。杉村春子の演技がすっごいのなんの。

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