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2005.09.16

女優 中北千枝子

asahi.comを見てビックリ。成瀬巳喜男作品で名脇役として活躍した中北千枝子さんが亡くなったそうですね。

今、京橋のフィルムセンターでは、成瀬巳喜男の生誕100周年記念上映が開催されていますが、先週、先々週と、ちょうど50年代以降の作品が連続上映されていたわけで、中北千枝子さんが、スクリーンに登場する機会も多かったハズです(私も仕事帰りに何本か見ました)。

同じ監督が撮った映画をたて続けに見ると、常連脇役陣に愛着が湧いてくるものです。例えば、成瀬巳喜男なら加東大介。加東大介がスクリーンに登場すると、しばらくぶりの友人に会ったような気分になり、なぜかホッとします。成瀬映画には、そんな名脇役がたくさん登場します。中北千枝子さんも、その中の1人。

正直に言いましょう。中北千枝子さんの顔と名前が一致したのは、つい先日のことでした。が、しかし、思い出してみると、「稲妻」「浮雲」「驟雨」「妻の心」「流れる」などなど、中北千枝子さんは、どの映画でも、いい味を出していました。たまに出演していない作品があったりすると、「あれれ、そういえば、あの人、出ていなかったなぁ」と思ったりすることも…。中北千枝子さんで、最も印象に残っているのは「流れる」でしょうか。

フィルムアート社の「成瀬巳喜男 透きとおるメロドラマの波光よ 映画読本」の中に中北千枝子さんのインタビューが載っています。つい先日、読んだばかりなのですが、成瀬巳喜男が亡くなった時に女優を辞めようと思った…というニュアンスの言葉が印象に残っています。50年代以降の成瀬映画が好きな方は、ぜひ一読を。

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