世界が完全に思考停止する前に
つい先ほど読み終えたこの本について書きたいことがいくつかあるが、ちょっとバタバタしていて、まとめる時間、いや余裕がない。詳しくは後日改めて書くとして、森達也の「世界が完全に思考停止する前に」を読んで、新聞で、テレビで、Webでニュースに接する時の「ちょっと待てよ」の感覚を大切にしなければというのを改めて感じているのである。
2004年4月15日、イラクで日本人3人が武装勢力から解放された。同じ頃、イラク中部で大規模な戦闘があり、一説によると600人ものイラク市民が殺された。森達也は「その手の統計や発表は鵜呑みにしないほうがよい」と前置きをした上で、しかし「只事じゃない」といっているが、大勢のイラク市民が殺されているのだから、どう考えたって、只事じゃない。ファルージャでの出来事だ。
昨日、イラク暫定政府のアラウィ首相が、アメリカ軍とイラク軍に対して、ファルージャ総攻撃を承認した。テロリストを排除するという目的で…。また、同じ場所で同じことを繰り返すのだろうか?
こんな時こそ、森達也のいう「一人称」の感覚を大切にしたい。「ちょっと待てよ」という違和感。思考を停止したくない。
ちなみに、ずいぶん昔に読んだ本だけど、私の「ちょっと待てよ」思考の原点になったのが「写真のワナ」。写真などのビジュアルイメージを目の前にした時、「ちょっと待てよ」の感覚がいかに大切であるかが分かる。興味のある方は、ぜひ。
![]() | 写真のワナ 新版 新藤健一著 |
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コメント
はじめまして。
Google 経由でやってきました。
トラックバックを送らせていただきます・・・。
投稿: 喜八 | 2005.02.08 09:48 午後